RENOVATION

U+のリノベーション

古いものの価値を見つけ出し、未来へつなぐ。

本来の建物の骨格やセオリーを残しつつ、今の暮らしに見合った環境づくりを理念に設計します。古民家でリノベーションするメリットとして、主に「建築時の材料の強度が良いこと」「資源の保護になること」「デザインに新古の調和があり個性的なデザインがでること」の3点が挙げられます。特に建物を再利用し活かすことは、資源の節約とともに町や地域にとっても空家を減らし町の再生にもつながることから、現在の日本にとっても重要な手法であると考えます。
サスティナブルな環境づくりは建築を担う私たちにとっての使命とも言えます。

 

材料の強度が良いこと

古民家の柱や梁などの材料には、樹齢100年のヒノキやケヤキなどが使われています。樹齢100年のヒノキの場合、伐採されてから100年後に最も強度が高くなり、その後、200年から300年間は、その強度が維持されます。さらに、その強度が落ちるのは1200年ほどからと言われています。また、ケヤキの場合でも、強度が落ちるのは800年ほどからと言われています。
古民家は古いからという先入観から、リノベーションの際、強度について対策を行わないといけないと心配する方がいますが、ほとんど心配する必要はありません。また、古民家の柱や梁などの材料は現在では入手が困難で、入手するのに相当な費用がかかり、入手すらできないこともあるため、希少性が高いことにも魅力を感じるかと思います。

資源の保護になること

古民家リノベーションでは、柱や梁などの材料を再利用できるため、資源の保護につながります。環境にやさしいため、環境保全に貢献することができます。
また、シックハウス症候群やアトピー、アレルギーなどの原因物質を含む材料が使われていません。さらに、古民家は、構造上、マンションなどのように完全に密封されていないため、結露が発生しにくく、結露による湿気が原因のアトピーやアレルギーになる可能性は低いです。そのため、人にもやさしく、古民家リノベーション後は、より健康的に暮らすことができます。

デザインに独自性がでること

長年使われてきた太い柱や梁を取り入れることで、他にはない住まいを造りだすことができます。年代を感じさせ、日本の伝統的な木造建築が持つ温もりや懐かしさを味わうことができるかと思います。
さらに、今の一戸建てのデザインは大体パターンが決まっていますが、古民家はパターンなどなく家々によってデザインが異なり、それをもとにリノベーションを行うため、自分だけの独自の世界をより簡単に造りだせます。

 

Before

After

 

 

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